昨季の終盤と今季プレシーズンにブレイクの予感を感じさせるプレイを見せたウォリアーズのジョーダン・プール。シーズンスタートからその期待に応える活躍を見せ、アンドリュー・ウィギンスと共に序盤のウォリアーズの快進撃の大きな原動力となった。
だがチームの絶対的戦力でありポジションの被るクレイ・トンプソンが復帰して以降ベンチからの出場が多くなっており、それに伴って平均得点なども減少。序盤のような活躍を見せ辛い時を過ごしている。
そのプールについて、チームのエースであるステフ・カリーが言及した模様。彼の以下のコメントをClutch Pointが伝えている。
彼はまだ経験ある選手として本領を発揮しようとしている。成功を体験して、不調を体験した。でも彼は積極的にプレイしている。それが一番重要だ。ショットが入ろうが入らまいが出場時間がどれだけあろうが問題ではない。彼は勝利のためにプレイしようとしているから、確実に積極的にプレイしている。重要な試合で彼は勝利に貢献してくれるはずさ。
3年目のシーズンを過ごしているジョーダン・プールは今季年が変わるまでの28試合全てでスタメンとして起用され平均17.9得点FG成功率44.2％と素晴らしい数字を残した。だが1月に入って以降の27試合ではスタメンとして起用されたのがたった7試合のみであり、平均得点も14.3と明らかに下がっている。
ウォリアーズがトンプソンをベンチから起用することはあり得ないため、プールはトンプソンが出場する試合ではこれからもベンチから起用されることになる。3年目の選手としてはアップダウンの激しい起用法であり不満に思うこともあるだろうが、プールは序盤に見せた爆発力を取り戻すことが出来るだろうか。
なおウォリアーズは来季終了後制限付きFAになるプールとの今夏延長契約合意を目指しており、4年約8000万ドルのオファーを提示する可能性があると先日報じられている。