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凄い不調のトバイアス・ハリス「チームが勝っていれば問題ない」

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今季これまでセカンドスコアラーとしてシクサーズでプレイしてきたトバイアス・ハリスだが、ブルックリン・ネッツからジェームズ・ハーデンがトレードで移籍して以降はサード、いや4番目のオプションになってしまうほどの不調に陥っている。

ハリスは現在フィラデルフィア・シクサーズで最もサラリーを貰っている選手であり、そういった選手がスコアリング面でここまで活躍できないのはあまり見られないこと。故にファンもハリスに少なくない批判を浴びせている訳だが、一方でハリスは現在の不調をあまり気にしていないようだ。彼の以下のコメントをPhiladelphia Inquirerが伝えている。

皆が俺は得点するべきだという固定概念を持っている。もちろんそのつもりだけど、結局は勝っているし勝利のバスケットボールに貢献している。シュートを打った本数が15本であろうが8本であろうが、それはしょうがない。バスケットボールの試合に勝っている限り、それが全てだ。

多くの人間はこの意見を好まないだろうけど、でも今俺達が直面している問題でもある。俺達は特にジェームズ・ハーデンとジョエル・エンビードという、強力な火力を保有しているからね。

ハリスは今季ここまで平均18.3得点7.2リバウンドと悪くない数字を記録しているが、ハーデンがシクサーズの選手として出場したここ2試合はそれぞれ6得点、12得点に終わっていた。今季はほとんどの試合で二桁以上のシュートアテンプトを記録しているが、この2試合はどちらも9本と一桁に留まっている。

もちろんハーデンが移籍してからまだ2試合しか経っていないためケミストリーの構築にはまだ時間がかかるだろうが、不調に喘いでいるハリスを尻目にジョエル・エンビード、タイリース・マキシーが素晴らしいスコアリングを披露。既にハーデンと良好な関係を築いている。

2019年に5年約1億8000万ドルの大型契約を結んだハリスはここ数シーズンその金額に見合った活躍が出来ていないのではと批判を受けており、勝っている今はまだしも負けが込んだ時さらに厳しい状況に追い込まれるはずだ。そうならないためにもハーデンを中心とした新しいシステムに素早く適応したいところだろうが、彼はここから復調を示せるだろうか。

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