先日行われたヒューストン・ロケッツ戦で、デンバー・ナゲッツのデマーカス・カズンズが出場24分で31得点9リバウンドと驚異的な活躍を披露した。
カズンズが30得点以上を記録するのはペリカンズの選手として44得点を記録した2018年1月22日以来なんと約4年以上ぶり。まさに「ヴィンテージカズンズ」として彼らしい得点力を見せつけた。
試合後カズンズは今季終了までの契約を結んだナゲッツについて以下のようにコメント。NBC Sportsが伝えている。
ベストショットを放とうとしていて、どのポゼッションでも正しいプレイをしようとしていた。俺はこのゲームを正しくプレイした。とても満足しているし、信じてくれるコーチや組織、チームメイトが後ろに居れば、より良くなるということだ。そしてそれこそ、俺がこの旅で探していたもの。今俺は正しい場所を見つけて、コート上に全てを置くつもりだよ。
この試合ではシーズンを通してMVPレベルのプレイを見せチームを牽引してきたニコラ・ヨキッチが欠場。だがカズンズがそのヨキッチの不在を感じさせないプレイを見せ、見事に勝利をもたらした。
カズンズは今季無所属としてシーズンをスタートさせ、12月からは無保証契約でミルウォーキー・バックスに加入し17試合(うち5試合でスタメン)に出場。だが保証契約に切り替える必要がある寸前で「ロスター枠を空けるための戦略的決断」のためバックスから解雇されていた。
その後ナゲッツと10日間契約を結びシーズン終了後までの契約を結んだが、カズンズは残りシーズンも貴重なベンチスコアラーとして欠かせない活躍を披露してくれそうだ。
なおカズンズはナゲッツの選手として13試合に出場し、平均15分の出場で平均9.9得点FG成功率44.7%3ポイント成功率40.0%を記録している。