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アレックス・カルーソ「アヨ・ドスンムの存在は大きい」

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2021NBAドラフト38位でシカゴ・ブルズから指名されたポイントガードのアヨ・ドスンムは、今季ここまで63試合に出場するなど開幕前の予想を遥かに超える出場機会を手にしている。

オフに加入し序盤からチームの躍進の原動力となってきたアレックス・カルーソ、ロンゾ・ボールという2人のガードが負傷離脱したことが彼の出場機会増加の大きな要因となっているのは言うまでもないが、一方で2月の試合では5試合連続で二桁得点をマークするなど、結果で徐々に確かな信頼を掴んでいる。

そのドスンムについて、チームメイトであるアレックス・カルーソは以下のようにコメント。ESPNが伝えている。

彼の存在は大きい。怪我で離脱したゾー(ロンゾ・ボール)と俺はチームのメインのポイントガード、ボールハンドラーになると見られていた。そして多分リーグで最もタフなポジションであるポイントガードで、彼が起用された。非常に印象的だよ。

ESPNによれば、(ほぼ確定しているブルズのプレイオフ進出を仮定した場合)プレイオフに進出したチームで平均25分以上の出場機会を得ているドラフト2巡目のルーキーはドスンムを含め過去25年でたった5人しか居ないという。

シカゴ出身であり地元イリノイ大学でプレイしていたドスンムは、NCAAトーナメント開幕前チームの第1シード獲得を導いた選手として高く評価され、元々ロッタリーピックが有力視されていた。だがトーナメントで早期敗退すると、プレドラフトコンバインでドスンムと同じポジションであるジョシュア・プリモ(12位指名)、クインティン・グライムズ(25位指名)、ボーンズ・ハイランド(26位指名)らがドスンム以上のパフォーマンスを披露。またブルズが1巡目の指名権を持っていなかったため、指名順位が2巡目まで下がったという。

ドスンムはここまで平均8.5得点3.2アシストFG成功率52.7%を記録。アレックス・カルーソとロンゾ・ボールの復帰にはまだ時間がかかると見られており、ドスンムにはこれまで通り一定の出場機会が与えられる見込みだ。

地元出身の有能ルーキーをこの順位で指名できたのはブルズとしてはラッキーだろうが、ドスンムの活躍には引き続き密かな注目が集まることになりそうだ。

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