今季のNBAはあと数週間でレギュラーシーズンが終わる。プレイオフ進出及びプレイイントーナメント争いが激化し注目が集まっているが、プレイオフに進出出来なかったチームは来季に向け動き出すことになる。
近年のNBAでは過去見られなかった大型トレードが頻発しており少しづつ夏の移籍市場に向けた噂も流れ始めている訳だが、今回はFadeaway Worldがまとめた「今夏トレードされそうなスタープレイヤー」10人の内前半5人を見てみよう。
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【後編】
パスカル・シアカム
今季の成績:平均22.0得点8.3リバウンド1.2スティール
移籍先候補:ジャズ、ニックス、キャバリアーズ
今季のシアカムは良い成績を残しておりオールスター候補レベルだが、パワーフォワードのポジションでプレイしておりディフェンス面で悪い影響が出ている。ラプターズにはスコッティ・バーンズやOG・アヌオビー、フレッド・バンブリードのようなエクセレントなディフェンダーが多く存在しているが、チームのディフェンシブレーティングはリーグ14位。シアカムが明らかな壁を作っており、イーストのプレイイントーナメントに巻き込まれている大きな理由の一つになっている。
トロントがオフェンス面では素晴らしいシアカムを放出し攻守に優れた選手を獲得する可能性が高い理由は以下の通りだ。
- GMマサイ・ウジリはリーグで最も冷酷な幹部である事
- シアカムの名前はここ数年リーグのトレードトークを賑わせていること
キャブズのオールスターであるジャレット・アレンとシアカム、ゲイリー・トレントJrの交換はあるだろうか?キャバリアーズは元々センターポジションであるエバン・モーブリーをセンターで起用でき、マルカネンを4番で起用すればシアカムを3番で起用できる。トレントJrとガーランドのスタメンラインナップは脅威となるだろう。またラプターズはアレンを獲得することでディフェンス面で非常に強力なラインナップを形成できる。
またウジリはニックスにシアカムを放出しオピ・トッピンやクインティン・グライムズ、アレク・バークスといったロールプレイヤーを獲得し更なる動きに備える可能性もある。