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なんで?メンフィス・グリズリーズ、ジャ・モラント抜きの勝率がエグすぎる

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日本時間3月24日行われたメンフィス・グリズリーズ対ブルックリン・ネッツの試合は、ホームのグリズリーズが132対120で勝利した。

ブルックリン・ネッツはケビン・デュラントとカイリー・アービングがそれぞれ35得点、43得点と大爆発。第3クオーターに大きく巻き返したが、グリズリーズのアウトサイドシューティングを止めることが出来ず敗戦した。

グリズリーズはこの試合絶対的エースジャ・モラントが怪我で欠場。だがデズモンド・ベインが3ポイント6本を含む23得点、ベンチから出場のディアントニー・メルトンが3ポイント6本を含む23得点を記録。またチームとしてブルックリン・ネッツの倍以上となる19本もの3ポイントを沈めた。

今季のグリズリーズはモラントの大きな成長もありイースト屈指の強豪チームに成長したが、そのモラントは12月の12試合連続欠場を含む17試合を欠場。ただ彼が欠場した試合特に苦戦しているような印象は無く、むしろ殆どの試合で勝利している印象が強い。

そしてその印象はデータとしてみると確信に変わるかもしれない。ESPN Stats&Infoによれば、今季のモラント抜きのグリズリーズは15勝2敗勝率88.2%を記録しており、これはオールスターに選ばれた選手抜きでのチームの勝率としては史上3位だという。

モラント抜きのグリズリーズはデズモンド・ベインやジャレン・ジャクソンJr、ディロン・ブルックスなど実力者を揃えてはいるが、全体として実績のある選手が多いとは言えない。それでもここまでの成績を残しているのは、それだけHCタイラー・ジェンキンスが手腕を発揮できているということだろう。

とはいえこれだけ良い成績を残しているからと言って、モラントが不要だと言うことは出来ない。その17試合中現在プレイオフにストレートで進出できる6位以上のチームとの対戦はたった6試合のみであり、その他はリーグ下位かプレイイントーナメント圏内のチームと、組み合わせに恵まれている感は否めない。

長いプレイオフを戦い抜くには、モラントのようなスターパワーを持った選手が必要不可欠となってくる。現在右膝の痛みにより離脱中のモラントがいつ復帰するのかは現時点で不透明だが、プレイオフ進出がほぼ確定している中復帰を急がせるようなことはしないだろう。

そうなればモラント以外の選手達の奮起がこれからも必要となってくる訳だが、ネッツ戦を見る限り残りシーズンも素晴らしいパフォーマンスを披露してくれそうだ。

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