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マーカス・スマート「ルディ・ゴベールは5つのポジションを守れない」

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後半から圧倒的な成績を残しイースタンカンファレンスの首位争いに参加しているボストン・セルティックス。オフェンス面では序盤と変わらずジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンのエース2人に依存しているが、ディフェンス面で大きく改善し勝利を記録し始めた。

現在のボストン・セルティックスのディフェンスはピックアンドロールの際全員がスイッチするシステムであり、各選手にオールラウンドなディフェンス力が必要とされる。それ故に機動力のあるロバート・ウィリアムズ3世が重宝されてきたのだが、元々リーグトップクラスのディフェンダーだったマーカス・スマートのディフェンス力ももちろん現在のセルティックスに欠かせないものとなっている。

そのスマートが、現在誰が獲得するか予想できない状態のディフェンシブプレイヤーオブザイヤーレースに言及した模様。毎年筆頭候補に挙がるジャズのルディ・ゴベールを引き合いに出しながら、以下のようにコメントしたという。ESPNが伝えている。

考えてみて欲しい。特にスイッチが多いチームで、ナンバー1のディフェンシブチームでプレイするガードなら、全ての選手のことを気に掛けないといけない。そして重要なのは、ディフェンシブプレイヤーオブザイヤーを見ると、5つのスポット全てを守ることが出来る選手達が獲得している。

別にルディに反抗するつもりはないけど、彼は5つのポジション全てを守る事は出来ない。俺は全てのポジションを守ることが出来るし、それをやり続けている。とても上手く5つのポジションを守ってきたんだ。

ディフェンスというのは何か一つの指標やスタッツだけで判断できるものではなく、その守り方にも様々な形がある。確かにゴベールは5つもポジションを守ることが出来ないかもしれないが、ペイント内にいるだけで相手の選手達に大きな影響を与える存在感を持っており、それはスマートに無い能力のはずだ。

また投票であるため、どうしてもインパクト面でスマートの仕事は映えが足りない。ディフェンシブプレイヤーオブザイヤーは長らくセンターかフォワードの選手が獲得し続けており、ガードのポジションとなると95-96シーズンに獲得したゲイリー・ペイトンが最後。それほどガードが獲得するのが難しい賞であるのだ。

それ故スマートがディフェンシブプレイヤーオブザイヤーを獲得するのは容易ではなく今季も最終候補に入るか不透明だが、どちらにせよ彼のディフェンス力は今後もチームのキーとなりそうだ。

なお最新のディフェンシブプレイヤーオブザイヤーオッズでは、スマートが一番となっている。

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