数シーズン前王朝を築いたゴールデンステイト・ウォリアーズが3ポイント戦術で大きな成功を記録して以降、ここ数年のNBAでは3ポイントの試投数が大幅に増加した。
それはスケジュールのほとんどを消化した今季も例外ではないのだが、では今季一番3ポイントを効率的に決めている選手は誰なのだろうか。
今回はFadeaway Worldがまとめた「ベストハイボリューム(※最低200本以上の3ポイントを放った選手の中で)3ポイントシューター」トップ10(成功率順)をご紹介しよう。
※数字は日本時間3月31日までのもの
10位 エリック・ゴードン
成功率:41.2%(124/301)
エリック・ゴードンは負傷とロスターの大きな変化により3ポイントで過去2シーズン非常に大きな不調に陥っていた。その証拠が以下の数字だ。
19-20シーズン:成功率31.7%、平均アテンプト8.4本
20-21シーズン:成功率32.9%、平均アテンプト7.8本ゴードンは今季怪我から解放されたプレイを見せており、ここまで57試合に出場。タンク面でトップを狙っているチームにおいて良いリズムを見つけ、成功率は4割を超えている。
また1試合平均5.3本のアテンプトの内、3.3本がキャッチ&シュートからによるもの。リーグ27位というヒューストンのオフェンシブレーティングを改善させるほどではないにしろ、ジェイレン・グリーンやアルペラン・シェングンらルーキー達に素晴らしいフロアスペーシングを提供し、彼らの成長を促進させている。
33歳ながらキャリアで2番目に良い3ポイントシューティングを見せている彼は33歳ではあるのもの、依然としてリーグで価値の高いフロアスペーシングウィングとしてのパフォーマンスを見せている。