開幕前からワクチンの接種を拒否しホームでプレイ出来ないことからチーム活動の参加が認められていなかったカイリー・アービング。だがコロナウイルスにより人手不足に陥るとアウェイ限定で復帰を果たし、先日規制が緩和されたことによりホームデビューを飾っていた。
今季はここまで平均27.1得点FG成功率46.8%3ポイント成功率42.4%とスコアリング面で相変わらず出色の出来を披露しており、ネッツの勝利に貢献している。
と思っていたのだが、案外そうではないのかもしれない。
NBAライターのTommy Beerによれば、カイリー・アービングが今季40分以上出場した試合ネッツは一度も勝てていないという。
The Nets are 0-7 this season in games in which Kyrie Irving plays 40+ minutes
Brooklyn is allowing 114.9 points per 100 possessions with Irving on the floor this season. https://t.co/IzwqrquOhk
— Tommy Beer (@TommyBeer) April 3, 2022
嘘くさかったので調べてみたところ、アービングが今季40分以上出場した試合は7試合ではなく6試合だったが、全敗だった。ちなみに今季プレイした試合の勝敗は10勝15敗。それほど勝利に繋がっている活躍を披露しているかと言えばそうでもなかった。
アービングのスコアリング能力は現在のリーグでもトップクラスとはいえ、ディフェンス面で素晴らしい選手である訳ではない。また個人技は素晴らしいものの周りを巻き込むと言えばそうではなく、ケビン・デュラントとの相性も特別良いようには見えない。
それでも、ネッツがタイトルを獲得するにはアービングの活躍が必要不可欠となる。先日のアトランタ・ホークス戦に敗れたことでイースタンカンファレンス10位に転落。プレイイントーナメント出場が決定的となっているが、アービングは残り試合勝利に導く活躍を披露出来るだろうか。