2021NBAドラフトで指名された選手達はここ数年で最もタレントが豊富なクラスと評され、1年目からその活躍に大きな期待がかけられていた。
そしてその期待にそぐわぬ活躍を披露しており、現在ルーキーオブザイヤー争いは3位指名のエバン・モーブリー、4位指名のスコッティ・バーンズ、1位指名のケイド・カニングハムが牽引している状態だ。
この3人が最終候補に選ばれ内一人からルーキーオブザイヤーに選ばれることが確実視されている中、モーブリーのチームメイトであり今季意外な復活を遂げたベテランパワーフォワードのケビン・ラブは以下のようにコメント。Cavsnationが伝えている。
安定性だと思う。俺はバーンズと彼が成し遂げていることをとてもリスペクトしている。彼は長い間とても素晴らしいプレイヤーになるだろうし、まだどれだけよい選手になるかすらわからない。ケイド・カニングハムも、バーンズと同じように素晴らしい。彼も大きなステップを歩み続けるだろうね。
だけど、エバンはあらゆる面で安定していると思う。ディフェンス面でも、オフェンス面でも。ジャレット・アレンが離脱して異なる選手達がラインアップを出入りしている時、彼はさらに成長した。非常に安定した力だよ。
彼はシーズンを通してルーキーの壁にぶち当たっていない。俺はリーグへやってきてすぐに去ったルーキー達をたくさん見てきたけど、彼は物凄く特別な選手になるチャンスを持っている。ルーキーオブザイヤーであることを十分に証明したと思う。
モーブリーは今季ここまで平均14.9得点8.3リバウンド1.6ブロックを記録。後半以降は少し苦しんでいるものの、予想外の躍進を果たしたクリーブランド・キャバリアーズの大きな要因としてのパフォーマンスを披露してきた。
その後半からケイド・カニングハムが猛烈な追い上げを見せているためルーキーオブザイヤーを獲得するかどうかは以前よりわからなくなってきているが、勝利に貢献しているという面でモーブリーの右に出るルーキーは存在しない。
現在は足首の怪我により離脱中でありチームもケガ人の多さが響き不調に喘いでいるが、もし1年目からプレイオフに進出しその舞台でプレイできることになれば、更なる成長が期待できそうだ。