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怪我で期待を裏切るも・・・アンソニー・デイビスは批判され過ぎ?

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開幕前タイトルコンテンダーの一つとして目されながら、プレイオフどころかプレイイントーナメントにすら進出出来ないことが決定したロサンゼルス・レイカーズ。

その失敗の理由は様々であり特にオフェンスだけでディフェンスを全くしなかったレブロン・ジェームズ、1ミリもフィットしなかったラッセル・ウェストブルックに大きな批判が集まっているが、昨季に引き続き怪我が多く安定して試合に出場出来なかったアンソニー・デイビスにも少なくない批判が集まっている。

だが、我々はアンソニー・デイビスの事を批判し過ぎているのかもしれない。Fadeaway Worldがまとめた「来季のためにレイカーズが行うべき5つのこと」という記事の「レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスをキープするべき」という見出しによると、人々は他のスターに比べデイビスを批判し過ぎているという。

アンソニー・デイビスは過去2シーズン様々な怪我で欠場し、レブロンは37歳で来季20シーズン目のシーズンを迎える。ADはファンから「ADをトレードしろ、奴はいっつも怪我してる!」と批判され、レブロンは年齢により一部ファンやライターからトレードし将来利用できる若手プレイヤーを獲得するべきとの声が上がっている。

ではレイカーズはLBJ(レブロン)とADを放出するべきか?
答えはNoだ。

アンソニー・デイビスが過去2シーズン何度も怪我で離脱したのは間違いない。だが他のスーパースターも同じように怪我で離脱してきた。

アンソニー・デイビス:過去2シーズン76試合プレイ
カワイ・レナード:過去2シーズン52試合でプレイ
ポール・ジョージ:過去2シーズン83試合でプレイ
ケビン・デュラント:過去2シーズン87試合でプレイ
ダミアン・リラード:過去2シーズン96試合でプレイ

ADは過去2シーズン100試合以下の出場試合に留まったリストの仲間入りを果たした。だが依然としてブルックリンファンから「KDをトレードしろ!」との声は聞こえないし、クリッパーズ及びブレイザーズからも同様の声は聞こえない。

アンソニー・デイビス周辺の批判は不公平だ。過去2シーズン彼はチームメイトのレブロンに押された相手選手が膝に乗ったり、ルディ・ゴベアのデカい足の上に着地してしまったりと、明らかに不幸な怪我に見舞われている。確かに小さな怪我も多いが、将来の価値と有効性を低下させる可能性のある、運動を奪うような大きなけがを負ったことは無い。

また同記事によれば、ラッセル・ウェストブルックは指名権と共にヒューストン・ロケッツへ放出し見返りとしてクリスチャン・ウッドとジョン・ウォールを獲得するべきだという。

アンソニー・デイビスは2020年のタイトルランに多大な貢献を果たし、その攻守両面での支配的な活躍からリーグトップビッグマンと評されていた。だがその翌シーズンは36試合、今季は40試合の出場に留まっている。

今季のデイビスへの批判は怪我だけでなくその不安定なシューティング(3ポイント成功率18.6%フリースロー成功率71.3%)からも来ているように見える。確かに他の怪我で離脱している選手に対する批判に比べるとデイビスは叩かれ過ぎているようにも見えるが、いずれにせよ彼が再び信頼を得るには安定して試合に出場出来る選手であることを証明する必要があると言えるだろう。

来季のレイカーズは今季同様陣容がガラリと変わっている可能性が高いが、その中でデイビスは本来の能力を示すことが出来るだろうか。

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