開幕前タイトルコンテンダーの一つと目され、最低でも下位シードでプレイオフに進出するのではと言われていたロサンゼルス・レイカーズ。だが蓋を開けてみると序盤から低空飛行が続き、結局プレイイントーナメントにすら進出することが出来なかった。
その責任として、序盤からラ氏らを全く発揮できず最後まで期待を裏切り続けたラッセル・ウェストブルックに大きな批判が集まることに。また日本時間4月11日に行われたデンバー・ナゲッツとの最終戦後、HCを務めるフランク・ボーゲルが解任される見込みだとESPNが報じ、数日中に公式に声明が出されることになるだろう。
そんな中、この2人についてご意見番でお馴染みチャールズ・バークレーが言及したようだ。彼の以下のコメントをFadeaway Worldが伝えている。
あんな年老いたロスターを作った奴がほとんどの責任を負うべきだ。フロントオフィスはシーズン中ずっとフランクとラスをスケープゴートにしてきた。だが初日から言ってきたが、このチームが競争力を持つ唯一のチャンスはアンソニー・デイビスが握っている。明らかに、彼はするべきことをしていなかった。
ボーゲルはディフェンシブマインドを持つHCとしてかつてインディアナ・ペイサーズで強力なチームを作り上げた手腕が評価され、2019年にレイカーズのHCに招聘された。そして1年目にタイトル獲得を達成したが、昨季はプレイオフファーストラウンドで敗退、今季はウェスト11位に終わり解任される予想が多くなされていた。
成績を見る限り解任は妥当だろうが、一方でボーゲルが必要としていた戦力を与えられたとは言い難く、同情の声も多い。フロントオフィスも同様に責任を取らなければ不公平だと思うが、果たしてレイカーズは今後どんな決断を下すことになるのだろうか。
なおボーゲルは試合後にメディアを通して自身の解任を知ったようで、そのレイカーズの雑な扱いに少なくない批判が集まっている。