ルーキーから所属しここ数年はダミアン・リラードど共にポートランド・トレイルブレイザーズのオフェンスを牽引したCJ・マッカラムは、今季途中ニューオーリンズ・ペリカンズへトレードされた。
ブレイザーズはこの2人のオフェンス力を強みとしてきたチームだっただけに衝撃のトレードだったのだが、マッカラムは移籍後スコアリング面で期待以上の数字を残しており、若いチームのリーダーとしても素晴らしい振る舞いを見せている。
そのマッカラムについて、長年コンビを組んだダミアン・リラードは以下のようにコメント。ESPNが伝えている。
変な感じなんだよ。彼が他の選手達と一緒に楽しんでプレイしているのを見るのは変な感じなんだ。少し嫉妬しているのかもしれない。彼はチームで楽しくプレイしているからね。俺は常に彼とは本当のパートナーだと言ってきた。親友なのさ。常に彼の出来ることは知っているんだ。
トレードが起こった時ニューオーリンズのタレントを頭の中で探したんだけど、確かに彼は必要な選手だと思った。彼らのチームを見てみると、才能があって、少しの経験と若い力が組み合わさっていて、その中に彼を入れると良くなるだろうとね。具体的な動きだと思ったよ。
マッカラムは今季平均22.1得点4.5アシストを記録したが、ペリカンズでプレイした26試合は平均24.3得点5.8アシストと明らかに数字が上がっていた。マッカラムがプレイした試合チームは13勝13敗と勝率5割を記録しており、ペリカンズの今季の戦績38勝46敗を考えると、マッカラム移籍後にチームが強くなったことは言うまでもない。
リラードは親友の活躍を喜んでいるに違いないだろうが、来季の彼らのマッチアップには大きな注目が集まることになりそうだ。