これまでリーグトップクラスのディフェンス力と平均以上の得点力を兼備した選手として活躍してきたドリュー・ホリデー。昨季はオフシーズンにミルウォーキー・バックスに加入すると、驚異的なペリメーターディフェンスとスタミナでBIG3の一人として活躍。特にファイナルでのディフェンスでの活躍は印象的だった。
そのホリデーについて、リーグトップクラスのディフェンダーとしてのキャリアを送ってきたウォリアーズのアンドレ・イグダーラは以下のようにコメント。Fadeaway Worldが伝えている。
彼はリーグのベストディフェンダーで、俺が今まで見てきた中で最も優れたディフェンダーの1人で、彼の世代のベストディフェンダーだ。
昨季のNBAファイナルで彼がやったことを見ただろう。彼はクリス・ポールを守った。デビン・ブッカーを守った。ポールやブッカーは正反対から彼に挑んだ。あれは世代を代表する才能だよ。オフェンスで言うカイリー(アービング)やステフ(カリー)、KD(ケビン・デュラント)のような感じさ。彼はディフェンス面で世代を代表しているのさ。
ファンとしてはどうしてもディフェンスよりのオフェンスに目が行きがちだが、ホリデーのディフェンスについては疑いの余地がなく、様々なトッププレイヤー達が彼のディフェンスを高く評価してきた。3度のチャンピオンシップ獲得を誇るイグダーラがここまで高く評価するのだから、それほど彼のディフェンス力は傑出しているのだろう。
バックスは今季もプレイオフでの突破が期待されている。ファーストラウンドではザック・ラビーン、デマー・デローザンというリーグ最上位のオフェンス力を持つガードを有するシカゴ・ブルズと対戦する予定となっているが、ホリデーはどんな活躍を見せてくれるだろうか。
なおホリデーは今季67試合に出場し、平均18.3得点6.8アシストFG成功率50.1%3ポイント成功率41.1%とオフェンスでも素晴らしい数字を残している。