開幕から低空飛行が続きオールスターブレイク後はほぼリーグワーストの成績しか残せずプレイイントーナメント進出すら逃したロサンゼルス・レイカーズは、レギュラーシーズン終了後HCを務めていたフランク・ボーゲルを解任した。
そのためレイカーズはこれから新しいHCを探していくことになる訳だが、内部のゴタゴタが目立ちレブロン・ジェームズが大きな影響力を持っているため、HCになる人材は限られていると言えるだろう。
という訳で今回はFadeaway Worldがまとめた「レイカーズの現実的なHC候補」5人を見てみよう。
#5 マーク・ジャクソン
マーク・ジャクソンのHCキャリアは短いが印象的だ。彼は2010~11シーズン36勝46敗26位のディフェンスだったゴールデンステイト・ウォリアーズのHC職を引き継いだが、1年目は新しいシステムとディフェンスの習慣が浸透せず不調のシーズンを過ごした。
だが2年目のシーズン、彼のウォリアーズでの影響は大きくなった。オフェンスファーストだったデイビッド・リーが確かなチームディフェンスを見せ始め、ステフ・カリーとクレイ・トンプソンが台頭し始めた。結局その年チームはリーグトップ15のディフェンスを披露し、47勝35敗を記録。デンバー・ナゲッツをプレイオフファーストラウンドで破り次のラウンドでサンアントニオ・スパーズに敗れたものの、次世代のチームと目されるようになった。
更に翌13-14シーズン、マーク・ジャクソンは51勝31敗リーグ4位のディフェンスのチームを作り上げた。プレイオフファーストラウンドでクリッパーズに敗れ解任されたものの、3年で攻守両面でシステムを構築できるリーダーであることを証明した。HoopsHypeによれば、レブロン・ジェームズはジャクソンのコーチング能力を高く評価しているという。レイカーズとしても悪くない人選になるはずだ。