日本時間4月18日行われたプレイオフファーストラウンド初戦フェニックス・サンズ対ニューオーリンズ・ペリカンズの戦いは、110対99でホームのサンズが勝利した。
フェニックス・サンズが大幅なアドバンテージを有していると見られながら始まったこの試合、序盤からサンズが大きくリード。特にディフェンス面でペリカンズを寄せ付けず、前半終了時の失点はたった34得点といくらディフェンスの強度が上がるプレイオフとは言え異次元だった。
そのディフェンス面で大きく貢献したのが、試合前に発表されたディフェンシブプレイヤーオブザイヤーの最終候補にも選ばれたミケル・ブリッジズと、リーグ屈指のアスレチックセンターであるディアンドレ・エイトンだったようだ。Clutch Pointによれば、この試合両者が許したフィールドゴールの本数は合計でたった4本のみだったという。
From @ESPNStatsInfo:
Pelicans finished 2-of-16 with Mikal Bridges as primary defender – including 0-of-9 from CJ McCollum.
Also, Deandre Ayton contested 20 shots. Pels were 2-of-20 on those.
— Andrew Lopez (@_Andrew_Lopez) April 18, 2022
ペリカンズはプライマリーディフェンダーであるミケル・ブリッジズを前にFG16本中2本しか沈められず、CJ・マッカラムは9本のアテンプトを全て外した。またディアンドレ・エイトンは20本シュートを打たれたが、ペリカンズが沈められたのはたった2本だけだった。
ええなにそれ・・・鉄壁すぎる
今季のサンズは強力なディフェンス力を持っており、上記の2人に加えスコアラータイプのイメージが強かったデビン・ブッカーも悪くないディフェンダーとして成長。またリーグトップディフェンダーの1人であるジェイ・クラウダーも健在であり、この試合を見たレジェンドのチャールズ・バークレーは「とても印象的」とサンズを称賛していたという。
この彼らのディフェンスを攻略しない限り、ペリカンズが次へ進むチャンスはない。昨季までフェニックス・サンズのアシスタントコーチとして働いていたペリカンズのHCウィリー・グリーンはどんな策を練ってくるか楽しみだが、非常に厳しい仕事が待ち構えていそうだ。