日本時間4月20日行われたフェニックス・サンズとのプレイオフファーストラウンド第2戦で、ペリカンズのエースであるブランドン・イングラムが両チームハイとなる37得点を記録した。
この試合のイングラムはエーススコアラーの名に恥じないこのシリーズでプレイオフデビューを飾ったとは思えない堂々たるプレイを披露。FG21本中13本成功、3ポイント3本全てフリースロー8本全て成功と効率面でも文句のない数字を残した。
そのイングラムについて、Twitter芸人シャクティンレジェンドであり開幕前ロサンゼルス・レイカーズが70勝するかもしれないと語ったケンドリック・パーキンスは以下のようにコメント。Sports Keedaが伝えている。
ブランドン・イングラムを見ていると、ケビン・デュラントのバイブスを感じる。彼はいつでもその準備ができているし、私がペリカンズがこのシリーズを制すると思う理由でもある。
イングラム好きだから喋らないでほしい。本当に。
イングラムは今季怪我で序盤と終盤の試合を欠場した影響により55試合しか出場せず、平均22.7得点5.8リバウンドと数字もそこまで良くなっているわけではない。ただアシストでキャリアハイ（5.6）を記録し、3月以降に出場した8試合では平均25.8得点6.8リバウンドと一気に調子を上げていた。
彼はキャリア序盤から線の細さとミドルレンジショットの正確さから「ネクストケビン・デュラント」と言われてきた。ただ1年目からその期待に答えてきたとは言い難く昨季もオールスターに初めて選ばれながらチームをプレイオフに導く事ができなかったが、ここに来て一気にその評価を上昇させようとしている。
ザイオン・ウィリアムソンの復帰の目処が立たない中最低でもサンズとのファーストラウンドではエースとしての重責を引き続き担うことになるが、ここからの彼のさらなる活躍に期待したい。