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ケニオン・マーティン「もし俺がケビン・デュラントなら、カイリー・アービングとは手を組まない」

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昨季プレイオフで強烈な活躍を残しその後行われたオリンピックでもアンストッパブルな活躍を披露し「世界最高のプレイヤー」と言われたケビン・デュラント。だが今季のプレイオフではボストン・セルティックスの守備網に封殺され、全く活躍出来なかった。

またチームもデュラントが封じられ対抗策もなくスイープされ、予想よりも相当早くシーズンを終えることに。その大きな要因となったケビン・デュラントには多くの批判が集まっている。

そして元NBAプレイヤーでありニュージャージー時代のネッツで1年目から4シーズンにわたって主力としてプレイしたケニオン・マーティンが、デュラントに言及した模様。彼によればデュラントはチームメイトの選び方を間違えているという。マーティンの以下のコメントをFadeaway Worldが伝えている。

もし俺がケビン・デュラントだったなら、カイリー・アービングとの間に大きな大きな問題を抱えることになるだろう。多分他のチームへ行って違うやつと手を組むだろうね。

デュラントは間違った状況を選択してしまったと思う。特にどこから来てどこへ移籍したかについてね。彼はゴールデンステイトに残留する可能性もあって、チームとの不一致を解決することも出来たはずだ。そうすれば、チームは当分リーグを支配できたかもしれない。だけどカイリーとプレイするという決断をしてしまった。

もしデュラントでなければ、アービングはトレードされただろう。俺達アスリートはある程度セルフィッシュだけど、そのセルフィッシュさがチームが達成しようとしていることよりも優先されているとき、大きな問題になるんだ。

カイリー・アービングとケビン・デュラントは親友であり、2019年オフシーズン同じタイミングでFAになり同じタイミングでブルックリン・ネッツへ移籍した。デュラントは1年目アキレス腱断裂によりシーズンを全休したが、基本的にここ3シーズンネッツはこの2人を中心に動いていた。

だが今季はそのアービングがワクチン未接種によりシーズン序盤から欠場。その間ケビン・デュラントが鬼神のような活躍を見せチームをリーグ上位に導いたが、試合中の避けられない交通事故のような怪我で離脱するとチームの勢いは失われることに。一応アービングは1月5日の試合からアウェイ限定で復帰し3月後半からはホームでもプレイできるようになったが、完全にタイミングが遅くプレイイントーナメントに参加せざるをえないほど順位を下げてしまった。

もしデュラントの相棒がアービングのようにチームの目標ではなく自身の信念を優先した(それが良いか悪いかどうかに関係なく)選手ではなくチームを最優先に考える選手であれば、ネッツの今季の成績はもう少しマシだったと言えるだろう。

今季のアービングのコート外での決断は大きな論争を巻き起こしチームメイトに大きな負担をかけてしまったが、いずれにせよ来季デュラント&アービングのコンビはコート上で多くの結果を残す必要がありそうだ。

なおデュラントはアービングとの関係性に対し「俺が彼に怒ることはない。プレイオフで早期敗退したからといって関係性が壊れることはないし、俺達の友情は人間性に基づいている」と語っている。

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