日本時間4月30日行われたメンフィス・グリズリーズとのプレイオフファーストラウンド第6戦に敗れたことで、2020年NBAドラフト1位アンソニー・エドワーズの2年目が終了した。
エドワーズは今季攻守両面で向上し一気に評価を上昇させたが、エドワーズは試合後夏の成長を誓ったようだ。彼の以下のコメントをClutch Pointが伝えている。
昨季から今季にかけてみんな「彼はシュートできない」って感じだった。だから昨夏はシューティングに力を入れたんだ。そして次はみんな「彼はミドルレンジでシュートできない」って言うだろう。だから今夏はどこからでもシュートが入るように練習する。フローター、ミドルレンジ、リムへのフィニッシュ、3ポイント、全てね。絶対練習するつもりだよ。
世代屈指のスコアラーとしてNBA入りを果たした昨季平均19.3得点FG成功率41.7%3ポイント成功率35.7%を記録したアンソニー・エドワーズ。数字から見てみ分かるように効率面で大きな欠点を抱えていたが、今季は平均21.3得点FG成功率44.1%3ポイント成功率35.7%と数字を改善。またディフェンス面でも大きな成長を見せており、攻守両面で強烈な能力を披露している。
また初めて出場したプレイオフでは6試合でチームトップとなる平均25.2得点FG成功率45.5%3ポイント成功率40.4%を記録。ヘタレたカール・アンソニー・タウンズに代わりエースとしてチームを牽引し、また闘争心溢れる頼れる存在へと成長した。残念ながらファーストラウンドで敗退してしまったものの、2年目でプレイオフに出場出来たことで大きな経験値を積んだことになる。
攻守両面においてここまでのポテンシャルを示す若手プレイヤーは世代交代の波が激しい現在のリーグでもそう多くないが、エドワーズの来季の成長には注目が集まるに違いない。