2021年NBAドラフト全体4位でトロント・ラプターズに指名されたスコッティ・バーンズ。開幕前は「素材型」との評価が高く適応には少し時間がかかると見られていたが、直ぐにチームに欠かせない戦力へと成長した。
最終的にプレイオフに進出したチームのスタメンとして成長したバーンズは見事ルーキーオブザイヤーを獲得したが、彼についてチームのGMを務めるマサイ・ウジリは以下のようにコメント。Rookie Wireが伝えている。
間違いなく、彼はまだ成長するだろう。彼は夢のような選手だ。大きく、強く、スキルがあり、バスケットボールIQがある。シューティングが組み合わされば成熟するだろう。彼はまだ20歳で、我々はまだ1年しか彼を見ていない。彼の成長は減速しないだろうし、本当に楽しみだよ。
ドラフト4位以上で指名された選手が1年目からプレイオフに進出するのは普通ではなく、最近だと2013年に4位で指名されベンチから出場したコディ・ゼラー以来。そのプレイオフでは3試合のスタメン起用を含む4試合に出場し、貴重な経験を積むことが出来た。
将来的にはスコッティ・ピッペンのような攻守両面において強力なオールラウンダーになると予想されているが、2年目の来季はどんな活躍を見せてくれるだろうか。