日本時間5月9日行われたマイアミ・ヒートとのプレイオフカンファレンスセミファイナル第4戦で、シクサーズのジェームズ・ハーデンがチームハイとなる31得点を記録した。
この試合第4クオーターまで競った展開が続いたが、プレイオフで存在感を発揮できていなかったハーデンが第4クオーターだけで16得点を記録。116対108でシリーズをイーブンに戻す大きな原動力となった。
試合後、ハーデンは以下のようにコメント。ESPNが伝えている。
シリーズが進むにつれて、自信を深めている。最初の2試合はぼんやりしていた。だけどジョエルが復帰してチームがフルパワーになってから、期待された状態になっているね。
攻守両面で仕事をせねばならなかった。シリーズが進むにつれて多くの仕事が簡単になってる。俺達はまだ新しいチーム。だからリズムを掴み始めればジョエルも爆発するだろう。そう考えているよ。だから雰囲気を掴むことが出来れば、ゲーム5でも今日のような試合が出来るはずさ。
ハーデンがこの試合で記録した数字の内、FG成功数(8本)3ポイント成功数(6本)31得点はこのプレイオフで最多。まさに皆が求めていたお髭様だった。
シクサーズはジョエル・エンビードを欠きアウェイだった最初の2戦をあっさりと落としスイープが危惧されていたが、ホームへ帰ってきた第3戦でエンビードが復帰すると2連勝。一気に状況を逆転させている。
ハーデンがリズムを掴みアグレッシブにプレイできるようになればシクサーズは大きく前進することになるだろうが、第5戦ではどんな活躍を披露してくれるだろうか。