2021年NBAドラフト全体2位でヒューストン・ロケッツに指名されたジェイレン・グリーンは、リーグトップクラスの若手スコアラーとしての成長が期待されている。
1年目の今季は序盤から苦戦していたものの徐々に適応し後半戦では本領を発揮するパフォーマンスを見せていたが、そのグリーンについて同じくルーキーでありチームメイトのウスマン・ガルバは以下のようにコメント。HoopsHypeが伝えている。
彼のポテンシャルは計り知れない。確実に将来オールスターになるだろうし、俺は彼が数年以来にNBAのリーディングスコアラーになると思ってる。俺達はその手助けをしないとね。彼は今年最も俺を驚かせた選手だよ。アンソニー・エドワーズが今季どこまで成長したか知ってるよね？グリーンも来季必ず成長するよ。
序盤はエバン・モーブリーやスコッティ・バーンズらが活躍する中適応に苦しみ一部の早漏煽りカスから「バスト」などと言われていたグリーン。だが2月辺りから安定して二桁得点を記録するようになると、終盤はリズムを掴んだのか大量得点を連発するように。3月28日のスパーズ戦からはルーキーとしてはアレン・アイバーソン以来となる5試合連続30得点以上を達成し、密かにその評価を上げていた。
グリーンの成長はロケッツの再建の最重要ポイントの一つとなっている。まだまだ線が細く改善するべき部分も多いが、一方で華のあるプレイを幾度となく見せており間違いなくチームの中心として成長するはず。2年目の来季はどんな成長を見せてくれるだろうか。