先日アメリカ大手メディアESPNの記者が、今季のMVPにニコラ・ヨキッチが選出されることを報じた。
今季のMVPレースは序盤からゴールデンステイト・ウォリアーズのステフ・カリーとブルックリン・ネッツのケビン・デュラントが牽引していたが、中盤以降はジョエル・エンビード、ヤニス・アデトクンボ、ニコラ・ヨキッチの3人の外国人ビッグマンが三つ巴のレースを展開。
特にジョエル・エンビードは年明けから強力なスコアリングゲームを展開し、ヤニスやヨキッチと違い一度もMVPを獲得したことが無いことから、今季の獲得が予想されていた。本人もMVPを狙っていることを明かしていたが、残念ながら獲得はならなかった。
そのエンビードが、MVPを獲得することになるヨキッチについて言及してくれたようだ。彼の以下のコメントをASが伝えている。
おめでとうニコラ。彼はMVPに値する。彼は素晴らしいシーズンを過ごした。彼の受賞に間違いは無い。多くの候補がいて誰が獲得してもおかしくなかった。ヤニスやデビン・ブッカーはリーグのベストチームでプレイしていた。毎年誰が決めたが、どういった物語があるか話されているよね。
怒ってはいない。2年連続で俺はこのポジションにいる。でも受賞はならなかった。今季は惜しかったかもしれないけど、しょうがない。
エンビードは今季平均30.6得点（キャリアハイ&リーグベスト）11.7リバウンド4.2アシスト（キャリアハイ）を記録。近年の相棒でありオールスターガードのベン・シモンズが開幕から欠場した中、チームの大黒柱として素晴らしい活躍を披露した。
だがそれ以上にヨキッチの出来が素晴らしく、惜しくも受賞はならなかった。ただエンビードはまだ28歳になったばかりであり、これから全盛期に突入する見込み。来季も間違いなく今季同様orそれ以上の活躍を披露してくれることだろう。