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ダリアス・ガーランド「もっとチームを強くさせたい」

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2018年オフに当時NBAの顔の1人でありチームの絶対的柱だったレブロン・ジェームズをFAで失ったクリーブランド・キャバリアーズ。前年カイリー・アービングがトレードを要求し移籍し絶対的な選手が不在であったため、チームはレブロン移籍後再建期に突入した。

キャバリアーズといえばレブロンに加え2011年ドラフト1位で入団したカイリー・アービングがフランチャイズを代表するプレイヤーと考えられているが、その2人が居なくなった後は18-19シーズンからは3シーズン連続で勝率3割前後を彷徨う厳しい時を過ごすことに。

だが今季は制限付きFAだったジャレット・アレンと再契約を交わしFA市場でラウリ・マルカネンを、NBAドラフトで世代屈指のビッグマンであるエバン・モーブリーを獲得。当時はビッグマンを集めた意味不明な補強戦略と評されていたが、その3人の活躍と3年目のダリアス・ガーランドがオールスターに選出されるほどの成長を見せると、チームは快進撃を披露し44勝38敗という素晴らしい成績を残した。

レブロンが居なくなってから初となる「強いキャバリアーズ」を見ることになった訳だが、そのガーランドは自分たちの新たな歴史を作り出すことにこだわりを持っているようだ。GQ.comとの対談で「君はカイリーとレブロン移籍後で一番のスターになった」と言われた際の彼の以下のコメントをCavsNationが伝えている。

そんな事は考えたことがない。俺は自分の仕事と今の瞬間に留まろうとしている。より良くなって、チームをより強く組織をより良くしようとね。自分の仕事に取り組んでいるんだ。

カイリーやレブロンはクリーブランドの真のレジェンドであり、多くの尊敬を集めている。だけど俺は今の自分のチームで働いている。ブロンとカイのことを話したとしても、今のクリーブランドには関係のないことさ。

ガーランドは今季平均21.7得点8.6アシスト1.3スティール(いずれもキャリアハイ)を記録。元々定評のあった得点面だけでなくプレイメイキング面でも目覚ましい進歩を遂げ、MIP賞最終候補に選ばれることになった。

まだ3年目の22歳でありこれからの成長が益々期待されるが、彼はここからクリーブランドでどんなレガシーを残してくれるだろうか。

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