日本時間5月13日行われたマイアミ・ヒートとのカンファレンスセミファイナル第6戦を落としたフィラデルフィア・セブンティシクサーズは、昨季に引き続きカンファレンスセミファイナルでプレイオフから姿を消すことになった。
シクサーズはリーグトップクラスのビッグマンでありここ2シーズンはMVPレベルのパフォーマンスを披露しているジョエル・エンビードを擁し、今季はシーズン途中からジェームズ・ハーデンという強力な選手が加入。2年目タイリース・マクシーの成長などにより2001年以来となるカンファレンスファイナル進出が期待されていたが、エンビードの負傷やハーデンの不調が重なりヒートの固いディフェンスを突破することが出来なかった。
残念な結果に終わったことにより当然HCドック・リバースにも厳しい質問が飛んだ訳だが、自身の処遇に関し質問が飛んだ際リバースは若干キレ気味で以下のようにコメント。Larry Brown Sportsが伝えている。
自分の仕事の心配はしていない。私は素晴らしい仕事をしたと思っているし、そうでないなら君はそう書くべきだ。なぜなら私はチームをここまで導くために一生懸命働いたからね。
もし誰かが私と同じような感情を抱いているなら、そう書けばいい。そうすれば私は安心するだろうね。毎年同じ質問をする必要は無い。君は間違いを犯すたびに(レポーターとしての)仕事を失うのか?違うだろう。同じことだよ。
リバースはボストン・セルティックス時代にタイトルを獲得しているものの、それ以降はプレイオフで成功しておらず、近年は特にプレイオフに関してその手腕が疑問視されてきた。
今のところシクサーズがリバースを解任する見込みであるという噂は全く流れていないが、来季も同じような結果で終わることになれば、その立場は間違いなく危うくなりそうだ。