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チェット・ホルムグレン「ちゃんと食べてる」

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先日行われたドラフトの指名順位を決めるロッタリー会議で、オーランド・マジックが見事全体1位指名権を引き当てた。

今年のドラフトはチェット・ホルムグレン、ジャバリ・スミス、パオロ・バンケロという3人のビッグマンが1位指名されてもおかしくないと予想されてきたが、幼馴染であり同じ大学出身のジェイレン・サッグスがいるマジックが1位指名権を引き当てたことにより、チェット・ホルムグレンが1位指名される可能性が高くなったように見える。

それ故彼には大きな注目が集まっているのだが、彼のことを見たファンが最初に思うことが「線の細さ」だろう。身長が213cmもありながら体重が100kgはおろかたった88kgしかなく、あの細さでNBAでプレイできるのか疑問符が付けられているのだ。

そんな中ホルムグレンがそれらの意見に対しコメントを残したようだ。彼の以下のコメントをClutch Pointが伝えている。

俺は50/40/90プレイヤーになれると考えている。もちろんウェイトを持ち上げることも出来るし、ちゃんと食べているよ。

ホルムグレンは今季大学シーズンで31試合に出場し、平均26.9分の出場で14.1得点9.9リバウンド3.7ブロックFG成功率60.7%3ポイント成功率39.0%フリースロー成功率71.7%を記録。7フッターで世代ナンバーワンショットブロッカーながらハンドリングスキルとロングショット力を有しており、1年目から活躍が期待されている。

ただ213cm88kgという体格でプレイしているスーパースターは現在NBAにおらず、似たような体格の選手を挙げるとすれば今季トロント・ラプターズでプレイした206cm90kgのクリス・ブーシェイ、オクラホマシティ・サンダーでプレイした213cm86kgのアレクセイ・ポクシェフスキーくらい。彼らは決して悪い選手ではないが、スーパースターと呼べる或いはそのポテンシャルを持つ選手とは見られていない。

そう考えるとホルムグレンの台頭は簡単ではないように見えるが、一方でNBA入り後筋肉をつけ支配的なプレイが出来るようになったヤニス・アデトクンボや、線の細さを物ともせず強力な得点力を見せているブランドン・イングラムといった選手もいる。

個人的にホルムグレンにはこの細さを維持しながら独自の路線を突き進み新たな支配力を見せてもらいたいと思っているが、果たして彼は1年目どんなプレイを見せてくれるだろうか。

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