2019年1巡目22位でボストン・セルティックスに指名されたグラント・ウィリアムズは、3年目の今季ほぼすべてのスタッツでキャリアハイを記録する素晴らしいシーズンを過ごした。
特にアウトサイドシューティングとディフェンス力のある選手としてチームとしてリーグトップクラスのディフェンスを見せているセルティックスの重要メンバーとして台頭したウィリアムズ。
プレイオフではカンファレンスセミファイナルでミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボのマッチアップを担当するなどディフェンス面で強力なパフォーマンスを見せているが、そのウィリアムズが考える最も守るのが大変な選手は誰なのだろうか。
このことについて聞かれたウィリアムズは以下のようにコメント。SI.comが伝えている。
個人的に一番守りにくい選手はダリアス・ガーランドのような選手だね。小さくて、変化のあるポイントガード。長く背の高いフィジカルな相手はOKなんだ。ダリアス相手にも俺は良い仕事をしているよ。だけどとても小さいポイントガードで変化があってすばしっこいんだ。
ガーランドはウィリアムズと同じ2019年に指名されたポイントガード。身長185cmと小柄だが、スピードと横の早さは既にリーグトップクラス。今季は前半に躍進を果たしたクリーブランド・キャバリアーズの絶対的司令塔として大きく成長し、初のオールスターに選ばれた。
彼のようにスピードがあり敏捷性の高い選手に対しウィリアムズは苦手意識を持っているのかもしれない。だがそういった選手相手にでも固いディフェンスを披露することが出来れば、ウィリアムズの評価はさらに上昇することになりそうだ。