今季ワクチン未接種により29試合の出場に留まったカイリー・アービングは、今オフプレイヤーオプションを破棄しFAになる権利を持っている。
プレイオフファーストラウンドでボストン・セルティックスにスイープされ敗退した後アービングはブルックリン・ネッツに残留する見込みであることを明かしたが、ここ数日はプレイヤーオプションを行使し残留するのではなく破棄した上で長期契約を交わし残留するとの報道が地元メディアから流れている。
ネッツ移籍後3シーズンで99試合しか出場していないアービングに大型契約を提示するには一定のリスクが伴うようにも見えるが、アービングの契約延長についてご意見番でおなじみチャールズ・バークレーは以下のようにコメント。Fadeaway Worldが伝えている。
もし私だったら「我々は君を信頼できない」と言うだろう。我々は彼が何をするか全くわからない。正しい行いをするなら次のシーズン約4000万ドルを支払う。なぜなら4000万ドルで正しく行動しないのなら、2億4000万ドルを与えても絶対に正しく行動しないだろうから。カウントできないから、私なら彼に4年2億ドルの契約は与えないね。
アービングがプレイヤーオプションを破棄しFA担った場合、ブルックリン・ネッツと最大5年約2億4600万ドルの大型契約を結ぶことが可能になる。ただネッツはアービングのこれまでの振る舞いから、5年契約ではなく4年契約を提示するのではと予想されている。
ブルックリン・ネッツは開幕前ケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデン、カイリー・アービングを擁するチームとしてタイトルコンテンダー筆頭の1チームと目されていたが、なんやかんやあり期待外れのシーズンに終わった。29試合しか出場できなかったアービングはその期待外れに終わった大きな要因の一人として批判を受けており、大型契約を提示するべきではないとの声も少なくない。
再契約は既定路線と見られている中その内容に関し注目が集まることになるが、ブルックリン・ネッツは果たしてどんな契約をオファーするのだろうか。