アマチュア時代からトッププロスペクトとして注目を集め、様々なオファーを提示され名門デューク大学に進学したパオロ・バンケロ。世代トップクラスの選手としての注目を集めた彼はデューク大でも素晴らしい活躍を披露し、NBAドラフトトップ3位以上での指名が確実視されている。
だがドラフト1位に指名される選手として予想されているのは、バンケロだけでなくオーバーン大学のジャバリ・スミスJrと、ゴンザガ大学のチェット・ホルムグレン。バンケロは3位以上の指名が確実視されているとは言え、3位で指名される可能性が非常に高く、つまり今ドラフトの選手の中で3番目に素晴らしい(ポテンシャルを含め)選手ということになる。
だがその予想とは裏腹に、バンケロは我々が思っている以上の自信を持っているのかもしれない。ドラフトに関する彼の以下のコメントをBasketballNews.comが伝えている。
俺は今ドラフトのベストプレイヤーだと思う。1年を通してベストプレイヤーであることを証明してきた。自分のスキルセットや形にできないものなどすべてを示してきたと思う。
バンケロはデューク大で平均17.2得点7.8リバウンド3.2アシスト1.1スティールを記録。ペイント内のオフェンス力は常に世代ナンバーワンと評されている一方、ディフェンス力には依然として大きな課題が残っており、その影響により1位指名確実との評価を受けることが出来ずにいる。
バンケロが全体1位で指名されるかどうかはオーランド・マジックのフロントオフィス及び球団社長ジェフ・ウェルトマンの決断次第だが、もしマジックがこれまでの予想を覆しバンケロを1位で指名すれば、大きな驚きを提供することになりそうだ。