昨季レギュラーシーズンでダラス・マーベリックスの主力として活躍し、プレイオフでは更に数字を上げチームのカンファレンスファイナル進出に貢献したジェイレン・ブランソン。オフに完全FAになった彼はプレイオフ当初から強い関心を示していたニューヨーク・ニックスを新天地として選び新たに加入することになった。
そのブランソンのニックス加入は、実はNBA史上初となる快挙?を成し遂げていることになっていた模様。バスケットボールソーシャルメディア Legion Hoopsツイッター版によると、ブランソンは史上初めてオールスター未経験ながら総額1億ドル以上の契約で新しいチームに加入した選手になったという。
Jalen Brunson is the first player in NBA history to sign a $100M+ deal with a new team despite never being an All-Star.
(via @ESPNStatsInfo) pic.twitter.com/Ghd1RlbNeb
— Legion Hoops (@LegionHoops) July 6, 2022
一気に地雷臭キツくなったわ
ブランソンは今オフダラス・マーベリックスとの再契約とニックスとの契約が噂されてきたが、最終的にマーベリックスと交渉すること無くニックスと4年約1億1000万ドルの大型契約を締結。ニックスは直前にブランソンを獲得するべくキャップスペースの確保に動いており、ナーレンズ・ノエルとアレック・バークスをデトロイト・ピストンズに放出。また元NBAプレイヤーであり父のリック・ブランソンをACとして起用することを決めるなど、ブランソンに対するオールインぶりが話題となっていた。
ただブランソンはキャリア4年で1度も平均20得点以上を記録したことがなく(プレイオフでは昨季平均21.6得点と飛躍)、サイズがなく腕が短くもうすぐ26歳を迎えるなどネガティブな要素が少なくない。故にブランソンに対しこのような大型契約を与えるのはリスクがあるのではとの声もあり、ある程度以上の活躍が求められるはずだ。
ロスターのタレントを見るにタイトルは愚かプレイオフ進出すら難しいようにも見えるが、それでもブランソンには大きな期待がかけられるだろう。果たしてブランソンはこういったネガティブな話題を吹き飛ばす活躍を見せることが出来るだろうか。