ケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェームズ・ハーデンというリーグトップクラスの3人が所属していた昨オフのブルックリン・ネッツは、多くのファンからタイトルコンテンダーの1チームと目されていた。
だが開幕からカイリー・アービングがワクチンの問題でチームの活動に参加できず。またデュラントが怪我で離脱し、その後ジェームズ・ハーデンがトレードを要求しシクサーズに放出され、最終的にシーズン7位でフィニッシュするなど完全に期待外れの結果に。プレイオフでもファーストラウンドでセルティックスにスイープされ、大きな批判を浴びながらシーズンを終えることになった。
故に昨季のブルックリン・ネッツは昨季のレイカーズと共に史上最もがっかりしたチームの1つと呼ばれるようになったのだが、昨季のネッツについてシーズン途中から加入したベテランガードのゴーラン・ドラギッチが言及したようだ。地元メディアからインタビューを受けた際の彼のコメントをFadeaway Worldが伝えている。
昨季俺は自分のやり方を決めた。俺はケビン・デュラントやカイリー・アービングといったスタープレイヤーとプレイしたけど、焦点がチームではなく個人的なパフォーマンスに当たっていたから、プレイするのが難しかったことを認めるよ。
昨季はとてもタフなシーズンだったが、これもスポーツの一部だ。自分がやりたいと思っていたクラブの環境に来て良かった。再び一貫性を保つことが出来るし、それが最も嬉しいことだ。ブルックリンに来た時は直ぐに30分プレイしたけど、タフだった。昨季は全然成功しなかったけど、もう過去の事だし先のことを楽しみにしている。
今オフFAとなったドラギッチはイースタンカンファレンスの強豪シカゴ・ブルズへ加入。ポイントガードのバックアップとして起用されると見られている。
ドラギッチは昨季ネッツ加入後16試合に出場し、平均25.5分と少なくない出場機会を得た。ただ平均7.3得点FG成功率37.6%3ポイント成功率24.5%と本調子とは程遠く、難しい時間を送っていたことは言うまでもない。
ネッツでは残念な時を過ごしたドラギッチ。36歳と大ベテランと呼べる年齢に差し掛かっているが、ブルズでキャリアを好転させる活躍を披露出来るだろうか。