昨季タイトル獲得が期待されながらプレイイントーナメントにすら進出出来なかったロサンゼルス・レイカーズ。シーズン終了後にHCフランク・ボーゲルを解任すると、オフシーズンに新しいHCとしてミルウォーキー・バックスのACとして働いていたダービン・ハムを招聘した。
ただ今のレイカーズには問題が非常に多く特に昨季トレードで加入しながら全くフィットしなかったラッセル・ウェストブルックの扱いが注目されている訳だが、彼に関しハムHCは以下のようにコメント。Lakers Nationが伝えている。
俺はラスの指導を楽しみにしてる。みんな彼をバカにするけど、彼の指導はこの仕事の楽しみの一つだと思ってる。この仕事を始めてから、彼と素晴らしい関係を築いてきた。テキストメッセージ、電話、ディナーなどね。我々はこのビジネスマンに何が伴っているのかを知ってるんだ。
人々はトレードの噂で彼の名前を出す。1996年からこのリーグに参加しているけど、トレードの噂に名前が挙がったことのない人を知らない。コーチですら、時々ノイズを聞かざるを得ないんだ。堅実であり続け、やることをやり続けば毎試合勝利できるだろう。
ウェストブルックは昨季途中前HCフランク・ボーゲルの指揮に不満を示し、試合後の会見で嫌味を言うことがあった。故に彼への指導は一筋縄ではいかないだろうが、ハムにはその自信があるように見える。
もしレイカーズがウェストブルックを正しくフィットさせることが出来れば、間違いなく昨季より強いチームになるだろう。現状そのハードルは非常に高いように見えるが、ハムはどんな手腕を発揮してくれるのだろうか。