昨季序盤から年齢を感じさせないパフォーマンスを披露し、チームの快進撃を主導したステフ・カリー。中盤以降は若干失速したものの、プレイオフでは強烈な支配力を見せ最終的にファイナルMVPを獲得した。
来季からは大型契約が始まり引き続きチームをけん引する活躍が期待されているが、一方でシーズン中に35歳になることもありもうこれ以上のパフォーマンスを見せることができないのではとの声も少なくない。
そんな中、父親であり元NBAプレイヤーであるデル・カリーが息子について言及したようだ。彼の以下のコメントをFadeaway Worldが伝えている。
彼の34歳の時のプレイを見てくれ。彼はまだ彼のレベルでプレイし続けれているし、コート上であれだけの数字を叩き出している。
もう簡単に30得点を記録できないかもしれないけど、それでも相手は彼を守らなければならない。誰かが彼を守らなければならないというのが、チームにとって重要なんだ。そうなることでチームメイトがよりプレイしやすくなるからね。
彼はまだドライブできるし、もっと勝ちたがっている。より勝利に貪欲なんだ。だから間違いなく今後数年高いレベルでプレイできるはずさ。
カリーは昨季64試合に出場し、平均25.5得点5.2リバウンド6.3アシストを記録。FG成功率43.7%3ポイント成功率38.0%とシューティング面でキャリアワースト(5試合しか出場しなかった19-20シーズンと除く)となる数字に終わり衰えが指摘されていたが、プレイオフでの活躍によりその評価を覆している。
カリーの存在によりウォリアーズはタイトルコンテンダーの一つと数えられており、カリー自身も先日まだまだプレイできることを語っていた。来期は本格的にベテランの域に突入することになるが、昨季以上のパフォーマンスを披露できるだろうか。